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キバナガハエトリ
Irura yueluensis (Peng & Yin 1991)
奄美大島、徳之島、沖縄本島から記録あり。国外では中国に分布する。体長 7 mm 前後。農地やその周りなどで、単子葉草本の周りから得られている。現在本属 (キバナガハエトリグモ属) に含まれる日本産の種は本種のみである。和名は作者の命名、オスの上顎が発達し、牙が非常に長いことに因む。
論文: Suguro, T. 2019 Irura yueluensis (Peng & Yin 1991) and Synageles hilarulus (C. L. Koch 1846) (Araneae: Salticidae), new to Japanese fauna. Acta Arachnologica, 68: 25-30.
オス (徳之島産)。光沢のある毛が疎らに生える。平たい感じはカラスハエトリの仲間にも似るが、系統的には無関係。
メス (徳之島産)。斑紋はオスと大差ないが、腹部はだいぶ大きい。
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